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普段の活動
生物部には、活動日という概念がありません。好きな時に来て、好きな時に帰る。ここまでアットホームな部活はなかなかないと言っていいでしょう。活動も自由です。好きな生き物の世話をするだけであったり、採集に行ってみたり。今年は叶いませんでしたが、みんなでイベントに行くこともあります。
最近生物部が力を入れているのは骨格標本作りです。飼育していた個体が死亡し冷凍庫に保存されていたミナミイシガメを骨格標本した事から火がつき、マウス、ハムスター、豚の頭部、鹿の頭部、フグ、メジロ(写真)などの骨格標本を作ってきました。
骨以外も捨てるわけではありません。羽毛などのパーツもしっかりと保管します。全ての標本には、標本する前に種名や体長、死体発見場所などの記入されたラベルを付けます。
他に人気があるのは野外観察です。近くの公園や山をうろつきながら、自然の雰囲気に目をこらし耳をすますことで見えてくる景色があります。こうして培った自然観察力は、一生の財産になる事は間違いありません。
生物部は毎年新しいことにチャレンジしています。今年特に始めた事と言えば定点カメラの設置でしょう。山や学校裏に仕掛けてはいますが、いまだにパッとした成果が出ていません。こうしたものを世代を超えて受け渡し、繋いでいけるのも生物部の良いところです。
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